1. 遠隔授業の主な形態
ここでは、オンライン授業の主な形態3つを紹介し、それぞれの形態と授業として成立するための要件を説明します。
従来の授業は、学生と対面してリアルタイムで行うものです。一方、本学で提供する遠隔授業には大きく分けて、教員の講義と同時期に遠隔受講のみで行う形態(以下、「ライブ配信型」)、学生がインターネット配信された教材を自身のペースで遠隔受講する形態(以下、「オンデマンド配信型」)があります。
なお、こちらに、本学の専任教員の遠隔授業事例が掲載されていますので、ご参照下さい。
A. ライブ配信型
TeamsやZoom等のWeb会議システムやコミュニケーションツール等を用いて教員と学生全員がオンラインでつながり授業を行う同期型のオンライン授業です。
この形態の遠隔授業(メディア授業)としての要件は、「同時かつ双方向に行われる」ことです。上記のシステムやツールを利用すれば,チャットや音声による通話ができるためその要件を満たせます。
B. オンデマンド配信型
学習管理システム(LMS)等で教員が用意した教材をもとに学生が個別に学習する形態です。つまり、学生が自分のペースで閲覧・視聴する非同期型のオンライン授業です。例として、以下のような方法があります。
a) 学生は教員が作成した動画教材を毎週決められた期間内で視聴し、課題提出や掲示板・メールでの質疑応答を行う。また、OCW(Open Course Ware)や MOOC(Massive Open Online Course)等の既存の動画教材の活用も可能です。
b) TeamsやZoom等のWeb会議システムやコラボレーションツール等を用いてライブ配信型した授業の録画を後から視聴して、課題提出や掲示板・メールでの質疑応答を行う。
この形態の遠隔授業(メディア授業)としての要件は、「授業内容に関して小テスト、質疑応答等を行うこと」、「教員がチャットや掲示板機能を用意して教員・学生同士が意見交換できるよう促すこと」の2つです。
C. ハイブリッド型
実際の教室で授業をしながら、その内容をインターネット配信する形態です。学生の多様な受講方法に柔軟に対応することができます。
この形態の遠隔授業(メディア授業)としての要件は、「同時かつ双方向に行われる」ことです。TeamsやZoom等のWeb会議システムやコラボレーションツール等を利用すれば、チャットや音声による通話ができるためその要件を満たせます。
2. 各種情報システム
文京学院大学の授業では、さまざまな情報システムを使います。下記に概略を紹介します。
BGUアカウント:文京学院大学の情報システムで共通に使うアカウントです。
各システムは、このアカウントでログインして使います。
B’s LINK:各授業のシラバスの作成・参照、授業の履修情報、成績報告などに
使うシステムです。
→ B’s LINKのマニュアルはこちら
Microsoft 365:文京学院大学で授業を担当する専任教員・非常勤講師は、Word、
ExcelなどのMicrosoft Officeが無料で使用・ダウンロードできます。
また,Microsoftの各種オンラインツール(Teams、Formsなど)も
提供しています。
→ Teamsの活用方法は、「<教員の皆さまへ>」に掲載しています。
Moodle:授業で使う資料のダウンロードや課題の提出などに使うシステム(学習
管理システム)です。
→ Moodleの活用方法は、「<教員の皆さまへ>」に掲載しています。
Zoom:ライブ配信型授業で使うWeb会議システムです。
→ Zoomの概略説明はこちらです。
3. 留意点
①ネットワーク負荷の軽減について
文京学院大学のインターネット接続や学内LANの整備状況は、こちらに記載しています。
授業のハイフレックス(Hybrid-Flexible)対応を安定運用するために、学内での授業実施
の際には、先生方の利用端末は有線LANをご活用頂くようお願い申し上げます。
手順等の詳細は、各キャンパスの情報教育研究センターまでお問合せ下さい。
②ネットワーク障害時の遠隔授業運営について
ネットワーク障害により、授業運営が困難な場合の対応をこちらに掲載しています。
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